つれづれぐさ

つれづれなるままに。

ニッポン放送「あなたとハッピー」電話相談コーナーにて 2020/5/14

最近よくラジオを聴いてます。

オールナイトはちょいちょい聴いてたけども、いわゆる帯番組的なのにも手を出しました。

ニッポン放送とTBSがお気に入り。

 

で、本題。

今日の電話相談コーナーが素晴らしすぎて震えた。。
相談者は夢が叶わないと思えてきて生きる希望がなくなったという26歳の女性。


歌を志して事務所にもいたけど、だんだん辛くなって体調もよくなくなってきて、何もできなくなり、何を観ても何も感じないし、次第に「一部の人だけお金をもらってる世の中自体が嫌になって生きる気力もなくなってきた」という。


声を聴く感じ、アニメ〜アイドル系の領域のタレントさんを志望される感じかなとおもった。

とてもかわいい声をしている。
でもとにかく声に元気がない。

 

パーソナリティー柴田理恵さんと作家の三石由起子さん。

ふたりの回答が素晴らしかったのでおもわずメモしてしまった。

箇条書き的に書くと、
「心を閉じていると何も見えない」


「知識がないと、人間遊べないの」


「遊んでると楽しくなるでしょう、楽しくなるとひとも寄ってくるのよ」


「あと半年しか家賃持たない?その期間、遊んでみたら?いいじゃない、人生にそういう時間があっても」


「あなた歌をやるの? 私もクラシックのイタリア歌曲を40年くらい?教わってるのよ。クラシックはマイク使わないし、恋の歌ばかりだから半端な気持ちじゃ歌えない歌ばかりで、終わると物凄い疲れるけど心地よい疲れなの。安く教えてくれるひともいるかもしれないから探してみるといいわ」


「どんな音楽が好きなの?ロック?ロックが好きなら、たくさんライブの映像観るといいと思う。(そもそもそういう音楽じゃない?てニュアンスで)」


というような話を聴いていくうちに相談者さんの声がどんどん明るくなっていく。
最後はとても前向きな感じになって電話が終わる。

なんて簡潔で、論理的で、素晴らしい回答なんだろう。

 

特に、「遊ぶにも知識が必要」てところに同意で、

知識って増えれば増えるほど、それを題材に色々遊べると思うし、やりたいことがどんどん増えていく。

そのやりたいことが増えて処理できなくなるくらいになると、「死のうとか考えるのがアホらしくなる」という状態になると思う。

 

ラジオ相談コーナー、すごく好きなのだけど、

これに限らず、ラジオにはいまを生きる人たちのリアルな声があふれてて、聴いてると、「だよね、うんうん、わかる」って感じる瞬間が一日に何度もある。

そういう日々のほうが、なんだか好きだなと思って。

 

今日からラジオってカテゴリも増やしてみました。

また何か書けるかしら。