つれづれぐさ

つれづれなるままに。

唐揚げとレモンと坂元裕二、と高橋一生

まさかのおはなし

昨日こんな投稿を見掛けてしまい。

www.instagram.com

 

カルテットファンとしては、もう楽しくて仕方がない話である。

 

御本人は消しますと言っておられるので全文掲載はしないけど、

もはや記憶の奥に追いやったあの忌まわしき時期

わたしを襲ったこの時の苦境は番組に関わった者すべてに及び、数ヶ月後には誰もがその対応に疲弊しきっておりました。

ある時よりわたしは、真っ先にレモンを搾ることで、この状況を強行突破することをおぼえました。勿論時に悲鳴が上がったり、え、え、かけていいんですか?!と責められたりもしますが、チラ見やニヤニヤをなくすにはそれしか方法がなかったのです。

わたしの背負ったものを知っていただいたところで、今後テーブルを囲む皆様に出来ることはありません。ただただ、わたしの唇の端に浮かんだ諦念を感じとっていただければ、ほんの少し救われる思いです。

・おそらく家森さんの中の方はわたし以上の苦難の道を辿っていることと思います。自らの考えで発したわけでもない言葉で苦しめられるとは、俳優とはまことに厳しい生業なのだと思い至る次第です。重ねて謝意。

 

自分には意外に思えた。

坂元裕二という御仁は、ドラマの結論の「レモンありますよ」「ありますね」というのを体現しているのだとばっかり思っていたから。

つまり、レモンと適度な距離をおいてどーんと構えているのだと思っていた。。

それが、まさかの強行突破を仕掛けるようになってしまっていたとは・・!笑

 

それだけ「カルテット」の反響は凄く、関係者は色々なところでこの問題に出くわすようになったという事なのだけど、

自分はあのシーンの最高さ加減をよくわかっているし、あのシーンのおかげで飲み屋で唐揚げレモンの話ができるひと=同じ趣味のひと、という方程式もできたりして、

自分は確実にあのシーンのお蔭で人生が楽しくなったという思いがある。

(何より、自分は唐揚げにレモン否定派だったので、家森の「人それぞれ。」に最高に歓喜した!笑 あれによって唐揚げにレモン掛ける前に聞くひとは爆発的に増えた。)

 

それでも、あのシーンを「十字架」と言ってしまうあたりが「anone」でも「名言怖いんで・・」と名言の否定を試みて、自ら作り上げたものすらも否定してみせる坂元裕二さんらしいなと。

そんな風に究極に謙虚な御仁だからこそ、大好きであり、今後もきっとずっと大好きなのであります。

 

■家森フォーエバ

余談的だけど、あのシーンの最高さ加減、文字で読んでみてもわかるので、この方の素敵なブログ記事を貼っておきます。演技の素晴らしさ。同意であります。 

motcho2.hateblo.jp

 

自分の近年の高橋一生好きは、どう考えても家森からきているので、この愛しいキャラクターの事を坂元さんから、放送終了から2年くらい経っても聞けるのが嬉しい。

この2年くらいで一生さんの演じたキャラで特に好きなのは東京独身男子の太郎ちゃんと、「僕生き」の一輝だろうか。

それでも家森と比べてしまったり、どうしても思い浮かべてしまうくらいに家森のインパクトはでかかった。

あの「クセ」って人間らしさそのものなんだよなぁ、と。

 

あんまりこういうこと言ってると懐古厨と言われてしまうのでこのへんで。笑

 

そして最後に、火曜の22時にこの投稿をしたのは、

そういうことです。

 

おしまい

2019春ドラマ

書きたくてウズウズしてました

春ドラマです。

事前にどんなの観るかという記事も書こうとしてましたが、あんまりピンときてなかったのでわくわくした記事書けなそうでやめてしまったのでした。

今は数話観て、何となくどう向き合っていこうかという方向性が見えてきたので、よーし書くぞー!と。

前の時みたいに一話一話やるのは結構しんどいし、ブログが続かなくなる要因なので、中間報告的な感じでお送りします。

 

まずは春ドラマ一覧。

thetv.jp

 

毎度毎度思いますが凄い量ですよね。。

ちゃんと数えたことないけど、昔からこんなに1シーズンにドラマあったっけ?

・・ということもあり、ドラマを観る時にいつも心がけているのが、

 

「自分には時間がない」って考える事。

 

時間が無限にあるなら全部付き合って観るのだけど、そうは言ってられない。

人生には大事な事がそれぞれに沢山あるわけで。

だから、いまの時代は、取捨選択が大事になっていると凄く思うし、どれを選ぶか、という、この選ぶプロセスそのものがおもしろみのあるものになっていると思うのです。

そこにひとがもっている価値観はどうしてもあらわれるものなので。

当ブログではそういう同じ思いを抱かれているだろう皆様と、「ドラマを観る」という行為を最大限楽しみたい、という想いでドラマ記事を書いておりましたし、今後もそういう目線を持ちながら書いていきます。

 

そんなような前置きはさておき、

事前に自分がざっくりセレクトした作品は、

・やすらぎの刻 

・わたし、定時で帰ります。

・東京独身男子

 ・俺のスカート、どこ行った?

・あなたの番です

でした。

 

そして、なんとなく中間報告として、さらに絞られたのが、以下です↓

 

・やすらぎの刻 

www.tv-asahi.co.jp

やすらぎの郷を全部観たので流れで、というのもあるけど、まったく惰性でなんて観ておりません。素晴らしいドラマだなぁと思って観ています。

基本まとめて2、3話を一気に見る感じで、それがオススメではあり。

否定する訳じゃないのだけど、個人的にはシルバードラマという呼び方をするのはもったいないとも思う。普通に全人類が観たらいいのに、と思えるステキドラマに感じる。

人生のピークはメディアが決めるものじゃないと思っている。今の時代もメディアは「若くて輝かしい何がしか」をフィーチャーしたがっているように感じる。それが未来を担う力を持つからだろうし、数字ももっているからだろうけど、なんだかお年寄りを無力なものとして、そこにいるのに、いないものかのようにメインストリームから蔑ろにしてないか?て思うこともある。(昔はもっとお年寄りに話を聞くような番組とかもあったんじゃないかとか思うのだけど・・)

このドラマの登場人物たちは、歳はとっているが、ただ、歳をとっているだけ。あとは元気そのもの。面白い人たちが沢山そこにいる。

また、人生の先輩たちが日々何を考えて過ごされているのか、自分は結構気になっていて。

例えば先月ご逝去されてしまった小池一夫さんのツイート等は毎日のように観ていて、「人生の先輩のお言葉」として、もし同じ内容だったとしても、普段の生活で出会う年上の人から直接聞くよりも言葉を受け取り易いと感じていた。

そういう風に、分断されてしまいがちな、上の世代の方々との接点というのを、このドラマはどこか自分にもたらしてくれてるように思う。

まちがいなく今回も全部見届けます。倉本聰さん本当凄いと思う。

 

 

・わたし、定時で帰ります。 

www.tbs.co.jp

観ていてのリアルな体感として、「あー早く帰ろう」って思えたので、これはいいドラマだと思う。笑

ただ、いきなり失礼なことを書くけど、吉高由里子と「仕事ができる女性」というイメージは元々結びついてなくて。

まわりが残業してる中で定時帰りする位の感じで仕事終わらせるのってかなりレベルが高いものに思えて、

ある種「家売るオンナ」の三軒家チーフ的なスーパーさが要求されることに思う。

だから、彼女とそのスーパーさが結びついてなくて、当初は何だか絵空事がすごかった。彼女が何故仕事を終わらせられるのか、という点での現実味がない。皆それをやりたい。やりたいけどできないから悩んでるのになって。

しかも舞台が広告会社というところがまた現実味がない。笑

まぁそこはツッコミ過ぎないようにして、そこ以外はとっても感情移入しながら観進めてきた。

 

個別の話では、4話が一番ぐっときた。

感動する話、というよりは、このドラマの「定時帰り」というテーマと、吾妻のキャラクターとのバランスを鑑みると、

一気に全てが思い通りに変わってしまう、というよりも、徐々に仕事のやり方とか工夫で定時に終えられるよう変わっていける兆しが見えて、しかも人生を豊かにできるようなコーヒーとの小さな、だけど大きな出会いもあったよ、くらいのこの落とし所ぐらいが絶妙に感じた。 

何といっても柄本時生が素晴らしかった。全ての演技が違和感なく入ってきた。吾妻の今後の活躍も期待しちゃった。

あと派遣デザイナーのコの主張しない絶妙なエロさにはびっくりした。ありゃキン肉マンたちでなくともふいに誘惑されてしまう。すごい(あれ、何の話だっけ

最新話でのお父さんと結衣、お父さんとお母さんがわかりあうシーンはふつうに泣いた。

最後まで安心して観れるだろうドラマ。期待しています。

 

・東京独身男子

www.tv-asahi.co.jp

実は最初はこのドラマ、数話観てやめるだろうと思っていた。

のだけど、今では今期で一番好きかもしれない。

なぜなら、このドラマは観れば観るほど最愛のドラマのひとつ、「フレンズ」であるから。

BGMではシャレオツなクラブジャズな音楽が聴こえているけども、頭のなかでは「I'll be there for you」が流れんばかりにフレンズである。

せっかくだから流しておこう。


The Rembrandts- I'll be there for you (official video)

 

彼らは本来なら勝ち組でいるはずの男子たち。

だけど、色々あってうまくいかない。

それが自分の問題かもしれないし社会問題かもしれないけど、まぁなににせよとにかくうまくいかない。ときにおもいっきりケンカしたりもする。

でも根っこでは3人お互いの事を思い合ってる。それがいろんなエピソードでにじみ出るような形で描写される。

アパートではなくてハイグレードなマンションであるけど、モニカやレイチェル、フィービーがいないけど、これはいまの日本におけるひとつのたしかな「フレンズ」だ。

よくぞこのドラマを「東京独身男子」というタイトルにしてくれた。

フレンズ的なものを最初から匂わされていたら、自分はこのドラマを観れなかったかもしれない。。

「大好きな一生くん主演で今どきの勝ち組独身男子の話?」て、ちょっと別の角度から引き込んでくれたおかげで自分は今このドラマをめちゃくちゃ楽しんでいる。

個人的に大好きなのは岩倉さん。この人物凄く真人間だと思う。こういう人が友達にいてくれたら、皆嬉しいだろうな。

 

・俺のスカート、どこ行った? 

www.ntv.co.jp

事前で一番期待していたのはこの作品でした。

数話観て、「物申す系」ドラマとして、いい感じに魅力を発揮していると思う。

古田新太さんはナイス。とにかくナイス。あの家族全員面白い。

生徒役さんたちも記憶に残る演技をしている。

特筆すべきは白石麻衣か。服装や表情や台詞から醸し出されるエロさと、なんだか支離滅裂な感じがよくわからない魅力になってしまっている。保健室の先生よりエロいっていうのはバランスとしてどうかと思ってしまったけども。笑

個人的な好みとしては、副担任の桐山漣とのエピソードが要所にあったりするといいな。立ち位置的に副担任て、原田の近くで色々なものを観ていて一番感化されておかしくないポジションなのだから。

薄々感じている方もいるかもですが、「伝説の教師」の松ちゃんと中居君みたいな感じを思い浮かべて↑を想像していたのでした。

今後もまだ色々展開ありそうでいい感じです。

 

以上。

 

はいそうです、「あなたの番です」は脱落しました。

どんなに大好きな田中圭原田知世が出ていようが、他にも魅力的過ぎる共演者たちでこのドラマが彩られていようが、テーマに賛同できないので1話で脱落。。

交換殺人なんてものを面白がって眺めている自分が気持ち悪くて嫌なので、最終的な結論としてどんなどんでん返しによって「いい話」がもたらされるとしたって、これを観ていてはだめだ、て思ったのでした。

面白いものをつくりたい、ていう気持ちは凄く賛同するけど、でも手段としてこれはどうなんだろう。

観る側として、そこの手段のところは選別できるようでありたいな、て思った。

 

といったところで春ドラの中間報告、終了です。

個別の話もまた書けたら書きます。

でもつい最近観た「タクシードライバー」の事のほうが書きたいなとか思うのでまずはそのあたりからかなとか。

はたまた、週末やっと「コンフィデンスマンJP」を観に行けるのでそちらかも、、

などなど、この先も面白いものを見続け、綴る旅はいい感じに続いていきそう。

 

ではまた♪

 

Fin.

「コンフィデンスマンJP」とヒゲダン

ヒゲダン旋風吹いてる吹いてる

当ブログに来られる方で、結構バッドフォーミーの時の記事経由の方が多いのです。 

前回記事はこちら↓

kotobaokiba.hatenablog.com

 

あれから周りの人でも結構ヒゲダン好きな人が増えまして。

特に女性ファンすごく多いように思います。

音楽をやってる人でも好きな人は結構多いかな。

そんなこんななこともあって、久々にヒゲダンの事を書きます。

 

、、とその前に、、

 「コンフィデンスマンJP」のことを。

去年のドラマで3本の指に入ると思う傑作「コンフィデンスマンJP」。

この作品のことをちゃんと記事にしたかったのだけど、当時別所で詳しく書いてしまってたので、書けずというやつでした。

来月公開の映画版の主題歌もヒゲダンということでここは記事書かねばという事なのです。

 映画の公式サイトを貼っておきましょ↓confidenceman-movie.com

 

改めてコンフィデンスマンJPの魅力は、ざっくり言うと、

主人公三人の面白さ

三人組だったり、ルパン一味と共通する点が多いという声の多い3人。特に多くの人が惹かれているのは、彼らの自由さだと思うのです。仕事に縛られず、楽しそうに生きていて、そこがこの作品の大きな魅力でしょう。また、彼らの素性や真意がまったく明らかにされないのもすごく大事なポイント。見事なチューニング。

 

・敢えての荒唐無稽

詐欺を題材にしているだけあって、これを突き詰めるともっとエグい裏切りやら殺人やら必ず出てきます。それだと笑えなくなってしまい、コメディとして成立できなくなってしまうので、そういった事はなるべく排除していたのだと思われます。

 

悪役が魅力的

もうとにかく出てきた悪役ゲストの皆さんが全て素晴らしい。このドラマの成功は悪役の方々の素晴らしい仕事あってこそでした。名前を挙げると、江口洋介吉瀬美智子石黒賢佐野史郎、かたせ梨乃、ウッチャン竜雷太小池徹平佐藤隆太。皆素晴らしかったです。

 

ニセモノ:ホンモノの構図

詐欺がテーマなだけにこのテーマがよく出てきます。

ドラマ「anone」や映画「万引き家族」が描いていたホンモノの家族とは、というようなテーマだった7話を始め、この構図がこの作品の大きな魅力だったと思うのです。

 

・最後は全部笑って吹き飛ばす

荒唐無稽のところでも書きましたが、最後、「一体なんだったんだろう、これ。でも面白かったな」て思えるのってエンタメの極みだと思うのです。

この詐欺というテーマで観終えたあと複雑な気分にならないでいられるのって、結構凄いことだと思います。

 

そのあたり、脚本の古沢さんご自身で語られているので、詳しく読みたい方は↓に。

thetv.jp

 

そしてヒゲダン。

ドラマ版に引き続きでテーマソングを担当ですね♪

そのテーマソング『Pretender』、オフィシャル情報です。

pretender.ponycanyon.co.jp

 
♪MVもUPされました♪

www.youtube.com

演奏している場所、かっこいい。

「東方電影院」というのは香港?にある映画館?のようですね。

 

歌詞をすこーし。Bメロで、

もっと違う設定で もっと違う関係で


出会える世界線 選べたらよかった


もっと違う性格で もっと違う価値観で


愛を伝えられたらいいな


そう願っても無駄だから

が何となく意味深に聴こえる。

バッドフォーミーの時に素敵だなと思ったのは、ドラマの展開に合わせて後半部の歌詞を伏せていたことだったのだけど、今回は何となく映画の展開を匂わせているような。

(映画観る時のためにあんまり深く考えないほうがいいかしら。笑)

映画抜きで考えても、いいラブソング。グッとくる恋愛の歌詞書くの本当うまいなと思う。まったくチープさがなくて好き。

 

そしてもうCDの予約は始まってます。

 Amazon派はこちらをどぞ↓

 

楽天派はこちらを↓

  

さらにさらにDVD収録予定の映像を先出ししてるのでこちらもどぞ♪


♪115万キロのフィルム♪

www.youtube.com

この曲大好きなのでもう観れてしまって嬉しいような、観る時の楽しみが減って寂しいような。笑

 

兎にも角にも、いや~楽しみですにゃ、映画もCDのリリースも♪

 

Fin.

ぼくりりの引退の本人解説

 

まえがき的な・・

もうずいぶん前の記事を扱うのは、タイミングを逃してのお蔵入り記事だからなのです。笑

だけど、ほぼほぼ書き終えていたし、やっぱりちゃんと残しておこうということでこんなタイミングでUPです。

 

てな訳でコチラを↓

読んだら結構衝撃的な内容で面白く、別の意味で彼を見直した。

アドラー心理学の教科書のようなお話なので、興味ある方はそういう観点で読んでもいいと思う。

 

まずは彼の言葉をいくつか。
--------------------------------------------------------------------------------------
「僕はもともとマーケティング思考が強かったので、最初に『ぼくりり』をやろうと思ったとき、「アーティストはこうしたほうが売れるだろう」と純粋に思ったんですよね。」
 
「たとえば、建物を建てるときはまずでっかい柱を真ん中にぶちこむじゃないですか。あれがないまま、「なんとなく美しそうなもの」を建設してしまったと言うか。要するに「目的」がなかったんですよ。
 
「目的がないと、なんとなくみんなが喜ぶことや良さげなことをしようっていう判断基準になってしまうんですよね。」
--------------------------------------------------------------------------------------
目的なく他人の期待に応えるというのを続けた事によって、彼は鬱病を患ってしまう。歌も歌えなくなり、床に横たわる日々が続いたという。
アドラー心理学でいうところの「他者の課題に囚われる」という状態になってしまった。
 
さらに彼の「失敗談」は続く。
--------------------------------------------------------------------------------------
どんなキャラで行こうかなぁ、と考えていたときに、「曲はめっちゃかっこいいのにショタショタしい感じの男の子でかわいい」という席が空いていたことに気付いたんです。
 
でも、ブルーオーシャンだと思って飛び込んだら、広さが瀬戸内海くらいしかないし、限界が知れているし、青く見えていたのが「水」じゃなくて「炎」だったみたいな。炎って温度高くなると青くなるじゃないですか!
--------------------------------------------------------------------------------------
彼には最初に語る通り、マーケティングという視点・思考がインストールされていて、非常に頭のいい青年であることは伝わる。
空いている席を見つけるというのは、センスがいることなので、コレはコレで素晴らしい。
・・なのだけど、やっぱりそのマインドや音楽的な目的のなさ加減て、何とはなしにでも伝わっていてそれが今の今まで彼の音楽自体には興味を持ててこれなかった理由に感じる
 
マーケティングはあくまで何かしたいこと、達成したいことがある時に使うツールのひとつであり、
マーケティング先行というか、マーケティングという魔法の杖の導きに従えば幸せになれるとか、そういう類のものではないことがここでもよくわかると思う。
 
大事なのはあくまで杖を振るう自分の中にある哲学や人生観、ここで彼の言うであり。
 
狙い通りに「キモいファン」にウケてみせ、売れた彼は鬱になり、自分の手でぼくりりを終わらせる。
 
不本意なものにまみれる時間というもののしんどさは、人を鬱にさせるほどのもの。
彼にはそこの想像力と、想像にいたるまでの経験がなかったのだと思う。
もし想像できていたのなら、おそらく鬱にはならなかっただろうから。
 
不本意なもの、楽しくないものに触れる時間は減らしていったほうがいいと思う。
そして目的は他者ではなく、自分の中に。
すべては自分を守るため。
 
それでも、何の成功も無いよりはやったほうがいい、という人は彼のようにチャレンジしてみればいいと思う。
ある種それも何もなさすぎて壊れてしまいそうな自分を守るための自衛手段なのかもしれない。
 

なのだけど、そういう方々とは残念ながら世界観や求めるものが違うような事が最近わかってきている。

 
おしまい

SUITS 10話&最終話 2018/12/10 & 2018/12/17

今更感その2・・笑

何の関係もまったくないのですが、ホワイトデーにしれっと更新してみます。笑

SUITS。

この作品は好きなのだけど、好きゆえに気になることがなんだか多くて。

(例えば、好きな人の不得意なものって凄く目に付きませんか? 絵が下手とか、字が下手とか、料理が下手とか、なんだか凄く気になっちゃう。どうにかしてあげられるならしたい。そういうふうな感じです。笑)

これまでもその気になるところをベースに感想を書いてたのだけど、今回も基本路線はそういう見方で行こうかなと。

 

てことで、

SUITS 10話&最終回です。

 

■10話

まず、10話のピックアップを。 

・姉妹の相続争い

与謝野ホールディングス社長の、ふたりの娘に公平に資産を分配するよう遺言状を作成したいという案件。異母姉妹の姉・藤代(町田マリー)と、妹・雛子(本仮屋ユイカ)は犬猿の仲というのだけど、、

f:id:tabibito3:20190207105432p:plain

公式サイトより

この配役の時点でどちらが勝つ話なのかオチが見えてしまう、と思った。。笑

のだけど、もう色んなどんでん返しがあって、ややこしい話に。

雛子は雛子でアパレル部門を手にできたけど、スタートから借金にまみれることになり、藤代の復讐は達成されるという。

結局この姉妹の仲違いを解消しないままであるのが、ちょっと"らしくない"というか。自分がこのドラマで観てきた個別案件の結末としては少しもやもや。

 

・↑の勝ち負けの問題と、甲斐の激昂

ファームに残るために蟹江と競っていた大輔。そしてあらゆる手を使ってくる蟹江。

結果大輔は負けて、自暴自棄になるのだけど、この二人のやりとりを観ていた甲斐が激昂する。

「不正をした人間が自分を正当化するな」

と、珍しく声を荒げる。

これはのちへの伏線で、甲斐の自分へのメッセージであることもわかるのだけど、この声を荒げる織田裕二が、青島好きとしては観てていい意味でゾクっときたという・・笑

 

・大輔の、聖澤へのもう自分に構わないでほしい発言

前段の状況もあって自暴自棄になっていたとはいえ、こういう発言をやっと仲良くなったばかりの聖澤さんに簡単に言い放つあたりが自分の大輔への苦手意識をまた煽ってくる。大輔は頭がいいようで悪い、というか精神的に未成熟。頭はいいけど心は子供って感じ。

 

・やっと甲斐の正義にまつわる話が・・!という終わり方

10話の最後は「冤罪」というキーワードで終わる。ここまで余り明らかにされてこなかった、甲斐の正義 にまつわる話がやっと聞けるのか、という期待感で終わった。

 

ざーっくりいうとこんな感じかなと。

 

■最終話

そして、最終話。

・13年前に起きた女子高生殺人事件

冤罪で捕まったのは被害者の彼氏だった男性。

真犯人は、時間内に物語を収める都合上もあるのだろうけど、こんなわかりやすい真犯人いるのか、てくらいわかりやすい話だった。

そして犯行の供述の取り方にはビビった。。まさかの脅しという。

ブラックにはブラックをっていうこと?

よく日本の、しかも月9でこんな展開したなとか思ってしまった。

これまで大輔の足を引っ張り続けてきたあの兄の見せ場にはなったけど、なんだかもやもやーっとしてしまう。

 

・甲斐の人間性を疑うシーン

前回10話であんなに真剣に救いたい、という意志を示したその相手を前にしてあの高圧的な態度というのは凡人の自分には一見意味がわからなかった。。

わからなかったけど、わからないなりに考えると、

甲斐は冤罪で捕まった人への罪悪感ベースで動いたというよりは、自分のキャリアの中で許せない汚点のようなものとして、彼の正義に反する対象としてこの案件と向き合っていたのではないか、ということ。

それならば、ある程度整合性はとれるかなと。

 

上白石萌音演じる春香

f:id:tabibito3:20190314175112p:plain

~公式サイトより~

今回が"デビュー戦"の検事春香

この春香がなかなか印象に残るキャラクターであった。

甲斐の面談時間のスタートを過ぎても、「レストからのショートカバーか・・」とFX?か何かをやっているところから始まるふざけっぷりは要領よい今の若者らしさの象徴として置いたシーンかなと思っていて。

でもこれが最後には自分の正義を示す若者。イイ。

最初は「こんな正義感ある人間がFXで面談の時間忘れるか?」とか思ったけど、

まぁそれも「若者らしさ」とか考えると、それはそれでリアルでもあるってことなのかな?というところで、逆にプラスに捉えておこうかなと思ったり。

 

 ・甲斐とチカの会話チカの「考えてるわよ」

冤罪の件で検察と戦う事になり、契約を解除しようとするクライアントがいるという話をチカと甲斐でしているシーン。

(チカ)彼らは冤罪の重みを理解してない。そんなクライアントこっちから願い下げよ。必ず勝って。

 

(甲斐)そのつもりです。

 

(チカ)それと もう一つ。

 

(甲斐)玉井のことですか?

 

(チカ)許してあげて。

 

(甲斐)そうしたい。でも 難しい。

 

(チカ)

簡単よ。

考えてみて。

彼女なしの人生を。

 

(甲斐)分かった。

 

(チカ)何が?

 

(甲斐)そうやって いつも 俺を許してる。

 

(チカ)あなたの場合はそんな簡単じゃないわ。

 

(甲斐)考えてみて。

(→甲斐からの皮肉を込めてのお返し)

 

(チカ)考えてるわよ。

毎日 うんざりするほど。

 

 

・・あれれ?て思いましたよね。

ここがこのドラマで一番いいシーンだったかもしれない。

チカが甲斐を買っているのも、超法規的に庇ったりするのも、そういうことか、となると、最後の最後で色々な前提が変わるという。

そしておそろしいな、権力者というものは・・。笑

 

・ラストシーンは好き 

聖澤の笑顔からの甲斐と大輔。

ここが構図・カットとして好きだった。

あと、「一生分遊んで来い」っていうのはこのご時世、なかなか言える台詞じゃないなと思っていて、そこになんかある種の「フジテレビ感」を感じてなんだかニヤリとしてみたり。

 

■全体的な総括

・どうしても薄っぺらく感じてしまう

過去の感想でも述べてきた事なので、何度も書くのは野暮なのだけど、ノリとしては色々薄っぺらいと思う。

特に若者トライアングル恋愛の薄っぺらさは、「皆それでいいの!?」て思っちゃうような軽さに感じた。

(↑にいいと書いておいてなんなのだけど、)ラストシーンも、ただ嬉しそうにする聖澤さんのうしろで、あくまでオトコ側の視点として、甲斐から大輔への「本気なんだろ?」という言葉の投げかけだけがあり、聖澤さんの心情描写が無いので、聖澤さんは本当に幸せになれるのか?とか考えてしまうようなところもある。

他にも、事件を盛り上げるため、ドラマを盛り上げるために用意されたように見受けられてしまいかねないような展開もちらほらとあるように感じた。 

その筆頭となるのが、↓の、

 

・甲斐はどこまでわかっているのか問題

やっぱりこれももう一度書かないといけない。甲斐にはどこまでが見えていて、どこまでが予想外なのかというところのラインが不明におもう。

今回の事件や大輔の弁護士としてやっていけるかどうかの結末も、予想通りだったのか結果オーライだったのか。その辺のリアクションの描写が記憶に残っていない。

いっぽうで、不正の証拠となる資料をわざわざあんなことして発見するのも、甲斐ならうすうす感づいていたようにも思えるし、確信犯的に感じる点もある。

そういう描き方は、ストーリーとしての面白さは伝わるは伝わるけど、甲斐にフォーカスしたときにひとりの人間としての一貫性がとてもわかりづらい。ストーリーや展開に合わせて甲斐の人格や振る舞いが都度修正されているような、そんなような印象があった。

それによって、甲斐がただのギャンブラーなのか、全てをわかっていた凄いヤツだったのか、が判別できない。なので人物としての評価がなかなかしづらい。

 

織田裕二 

f:id:tabibito3:20190314174914p:plain

~公式サイトより~

主演織田裕二はするべき仕事をしたと感じている。個人的には織田裕二を観るというか愛でるというか、そういうドラマであった。

この人の画になり具合はやはり半端じゃない。

舘ひろし等を観ていても感じるようなダンディズムというか、まぁ何度も言うけど、"画になる"のである。この画力(えぢから)は図抜けていた。

ここでは唐沢寿明にとっての秋津のように、織田裕二にとっての甲斐がどこまでハマリ役だったかを書きたかったのだけど、↑のとおり、甲斐の人物像がやや掴めないというのがあって、書きづらく。。

強いていうのであれば、織田裕二が演じた事で説得力はあったけど、織田裕二とお似合いに感じるかというと、ちょっと疑問符、というのが今も思っているところか。

人によっては誤解を与えかねない、だけど凄いヤツ。という捉え方をするなら似合ってはいるかなと。その辺り、人によって受け取り方は違っていると思う。

もしもここまで書いてきたツッコミポイントみたいなところも内包した、全てを受け手に委ねるようにつくってあって、全部が計算通りだというのであれば、これはこれで素晴らしい事だと思う。

 

・平均視聴率は2018年の月9最高記録だった

ちなみに数字はというと10.7%。

もうこのご時世、視聴率は何かの指標に使うにもあんまり参考にならないのだけど、大事なのは相対的な数字のとり方。

月9自体が求心力を失っていて、その中では人気があったというところは拾っておきたい。

この素敵なキャストを揃えても10%か、、という気持ちも自分にはあり。

 

■謎

・幸村・上杉法律事務所の上杉とは?

本家SUITSの法律事務所も「ピアソン・ハードマン」という二つの名前を組み合わせたもの。

ハードマンは昔に事務所から追い出された共同経営者だったのだそうな。

そのあたり設定は本家のをそのままということか。

 

ちなみに、上杉幸村というのは、もしかして、上杉景勝真田幸村の意味なのではないかと思われ。上杉景勝は捕虜・人質として送られてきた真田幸村の才能を見出して武将として迎えたという人物。

上杉と幸村の関係性というのも、そんなような関係性だったということかしら?

深読みしすぎ?笑

 

・キャラメルなんなの?

本当よくわからなかった。本家SUITSにもキャラメルは出てこなかったと思う。

たまと甲斐でイチャイチャしてるように見えてしまったケンカのシーンで出てきた、「ついに引き当ててしまった」みたいなリアクションは何だったんだろう。どこかで解説されてたのかもしれないけど、正直まったく覚えていない。。

 

・続編示唆?

↑のような伏線の回収されない具合が続編を匂わせているとの見方も。

あるのかしら、セカンドシーズン。

 

・・といったところでそろそろ終わりにしようと思う。

2018年ももうだいぶ遠のいてしまったなぁ。

もう平成終わる・・

正直、残り2作品にこのボリューム感で書ける気がしない・・笑

ただ、いいドラマだったなぁという想いはちゃんと残ってるので、よきときに。

 

また今季のドラマも本当は書きたいしなぁ・・特にアタル。

そのあたり、乞うご期待?であります。

 

Fin.

ハラスメントゲーム最終回 ~続2018秋ドラ(12/10〜12/16の週)①~

今更感満載ですが。笑

ちゃんと最後まで書きます。

終わってすぐ書く事には余りこだわらずにいち作品ごとに書きたいなと思ってまとめていたのです。

ハラスメントゲームでもこの量か・・とびびってますが。笑

 

ではいってみましょう!

ハラスメントゲーム 最終回

です!

 

■最終回レビュー

まずはあらすじ的なものの感想から。

 

・あっさり終わる田端の乱

秋津が現場にやってきてすぐ終わる田端の乱。

「お客様はわざわざ友達を連れて、消費者の気持ちを教えてに来てくだってるんだ」と、防犯カメラの事と共に話したらすぐに行為をやめる田端。

このあたり、前回も書いたけど、田端の仕事はいろいろ中途半端。

意味不明なお友達については、つながっていると思われたら疑われるので普通グループ行動しないだろうし、演技もすぐに解除したら意味がない。ここは痛がり通さねばクソダサい・・。

 

からの、

 

・「マルオー無くなるらしいじゃん」 

「マルオー全店閉店」というガセのネガキャンSNSの拡散で全社員が困惑。

根拠なき噂でここまでのことになるというのは現実的か 。。

ただ、一族経営の会社がこういった形で狙い撃ちにされやすいという話はひとつ知見だなと感じる。

 

・水谷がついに吠える

これまで望まれてもいないのに脇田のご機嫌取りやサポート等をしてきた水谷が、

「こんなにものわかりのいい常務は見たくありません」と弱気になっている脇田にくってかかる。

名優佐野史郎の無駄遣いでは、、とずっと思っていたのだけど、ここでやっとその真価を感じたというか。

・・でも、その結果脇田は土下座をしにいってしまうという・・。ここは演出上仕方ないとはいえなんだかなぁという流れ。

 

・センパイと社長と秋津と店長たち

社長室に店長・店員がたくさんやってくる。

社長に今一度現場の声をきいてもらいたい、という意図である。

社長は話を聞くけど、だんだん、色々言われてるうちに「全部聞けるわけじゃないんだぞ!」といった感じで怒り出してしまう。

そんな状態の社長を説得する秋津。

社長、最近店舗に足を運びましたか?

よかったらたまにはのぞいてみてくれませんか。

マルオースーパーはどの店もいい店ですよ。

売り上げをあげるためには苦しみもあります。

様々なトラブルもあります。

でも店長さんもパートさんも頑張ってくれてます。

正直いって店長をやってるとき大変でした。

朝早いし夜遅いし。

でも、スーパーはただ物を売るだけの場所じゃないんですよ。

食べ物を買う場所がなくなれば人はいなくなります。

ネットで何でも買えるけど、やっぱり手に取って誰かに、どれが美味しいの、どうやって使うの?て尋ねて物を買う場所も必要なんです。

いらっしゃいませ。

そう言えることってなかなかいいもんですよ。

いらっしゃいませ。 

こういう、情に訴える的なアプローチが近年の日本にはなくなってきていると感じていて、

情報としては、「現場」にはスーパーの根幹が詰まっているという事自体は当たり前のものとして、誰もがわかってはいることだと思うのだけど、

その事を、実感や身体性が伴った言葉で説明する役割とか、もしくは、それを代替するような仕組みというのは、いつの時代も必要なのだと思う。人が人の上に立つというシステムを採用する限りにおいては。

 

・社長最後の命令

あなたには強引な命令ばかりしてきたな。(社長

 

ええ。かなり。(秋津

 

秋津室長。

最後の命令を聞いてくれるか。(社長

 

・・まだあるんですか?(秋津

 こういうやりとりはとても好き。

 

・横手たちとの交渉

ずっと土下座の姿勢で話を続ける脇田と横手と、それを見つめる小松たち。

そこへ秋津がやってくる。

 

ここでの交渉の詳細は省くが、横手には違約金と慰謝料を支払い、横手の利益は確保下形でマルオーから手を引くよう話をする秋津と社長。

 

横手との会話をピックアップ。 

ひとつ教えてください。

どうしてそこまで先の見えないスーパーに賭けるんですか?(横手

 

先が見えないかどうかはこれからにかかってます。

社長はそのために経営から手を引き、脇田に代表取締役を任せるそうです。(秋津

どうかしてますよ。(横手

 

そうかもしれませんね。お騒がせしました。

あ、このイチゴ、僕の自腹で買いました。つい無駄なことに金使っちゃうんです。(秋津

敢えて飛ばしたのだけど、センセイと秋津ふたりで横手を訪ねた際に、横手はスーパーを「無駄なビジネス」だという発言をしていた。

最後の娘さんへのイチゴ、の事をいう秋津の台詞は、「僕は無駄だとは思わない」という秋津の意思表示の皮肉に思う。

SUITSで甲斐が飛ばす皮肉めいた言い回しというのは、確かに似合う時は抜群に似合うのだけど、「皮肉のための皮肉」ってなってしまっているように思う。

だからたまに笑えない。

いっぽうで秋津の言う皮肉には、オトナのウィットが利いている。

敢えてへりくだりながらも相手を笑わせることができる、明石家さんま的な笑いというか。日本人が大事にしてきたものの象徴的というか。

 

かくしてマルオーは社長交代等のテコ入れをしながら再生へと向かう事になる。

 

・脇田と秋津

脇田と秋津でサシ飲みをするシーン。

ここで秋津を慰留する脇田。コンプライアンス室長の任は解くので、地方で頑張って欲しい、と告げられる。

そして、

7年前の質問に答えます。

あなたを告発したのは出世のためだと言いましたが、本当は、

あなたが嫌いだったからです。

いつのまにか人の懐に入っていき、無礼なほど本音を語り、楽しそうに仕事を前に推し進める、そんなあなたに嫉妬しました。

と、衝撃的な脇田の告白。 

まさかの展開にびびった。そんな理由で、、! 

 

しかし、これに対し、秋津は、

やっとお前の人間らしいとこ見つけた。

と笑顔で返し、社長から脇田のあら捜しを頼まれた事を告げると共に、やましいところは何も見つからなかった事も告げる。

何も見つからない、つまらない男に社長が務まるのかと思ったけど、←ここはギャグ

(今の話を聞いて、)お前ならマルオーを立て直せる、というような事を脇谷に話し、いい感じのシーンとして終わる。

またもや秋津らしいステキなウィットに富んだ返し。どんだけできた人なのか・・。

 

・・なのだけど、秋津とコンプライアンス室長という役職は物凄く合っていたと思うので、室長の任は解かないほうがいいと思った!笑

 

・センパイとセンセイ

でもよかったじゃん。秋津さんやめなくて。(センセイ

 

別にー。おしゃべりな人がいなくなって平和になりますよ。(センパイ

 

俺はさみしいけどな。

一言しゃべれば被害者にも加害者にもなる世の中だろ。

なんでも遠慮なく言ってくれる人なんて、めったにいないからさ。(センセイ

 

まぁ、やっと信頼できるようになったけど。(センパイ

 

今度は俺を信じたら?(センセイ

 

はは、ないない。(センパイ

このやりとりはなんかいい。

変に二人の距離感が急接近したりしないところは凄く好感が持てる。

無理矢理ここにラブストーリーぶっこまないでくれてよかったなぁと。

 

・秋津家シーン

また転勤になる事を家族に告げ、一悶着あるのだけど、

娘の機転的な一言(大学ではひとり暮らしするから夫婦二人で暮らしてねというもの)もあって、最後は夫婦の

しょうがない。離婚は取り下げます。

 

恐縮です。

という、いかにも秋津夫妻らしいやりとりで終わる。

ここまでの流れや、台詞の言い方等演技のニュアンスも含めて全てが素晴らしかった。

ここも書き飛ばした箇所なのだけど、最終回前半では瑛子が会社の犠牲になろうとしている秋津に対して、

やめるならちゃんと解決させて、皆に惜しまれて辞めてちょうだい。

あたしそんな逃げ腰の男と結婚したつもりないから。
それができなきゃ離婚する~

と言い放つやりとりがあった。

このあたりが影の主役瑛子ここにあり、なシーンなのだけど、こんなに都合よくオトコの気持ちを色々理解してくれる妻どこにいるんだ、、(二回目

 

・センパイと秋津でラストシーン。 

やはり最後はセンパイと秋津。

うれしいねぇ。センパイはクズ中のクズだ。

 

室長もクズ。史上最低のクズです!

この言葉を言いたかったが為に「クズ中のクズ」という台詞を使ってきたのかという肯定的な気持ちもあったけど、 やっぱりどうしても語感的に無理矢理感が否めない

せっかくのいい感じのラストシーンであったけど、自分はここで「やっぱり使ってきたかぁ」と思ってしまったというのもあり。。

 

 ■すべてを観終えて

・ドラマ全体の感想

このドラマの凄く好きだったところは、大きく2点であり、それは、

①秋津という人物の魅力

②はたらく人のたちの心の機微

③毎回出てくる色々なハラスメント問題のおもしろさ

だったと思う。

 

秋津については唐沢寿明史上最高のアタリ役に感じた。いわゆる昼行灯てやつでズルいキャラクターではあるのだけど、信念を強く持っている人が息苦しくなく生きていくにはあれくらい普段は爪を隠したほうが生きやすいのかもしれない

②のはたらく人の心の機微については前半の話に多く描かれていて、登場人物たちに共感できる事が多かったと思う。

※好きな話は↓にピックアップすることに。

③ハラスメント問題については、「ハラスメント・ハラスメント」=「ハラハラ」まで出てきて、いい意味で苦笑してしまうところもあるのだけど、いまの時代っぽいし、決して他人事ではないだけど、色々考えられていい機会だった。③の部分はやっぱりこの物語においては"フック"でしかないなとわかったのも、最終回を観終えての感想。

 

・外れた予想

いっこだけ、小松は特に味方にはなってくれなかったのが残念w

ツンとした市川由衣も好きだけど、味方になってくれたらさらに皆好きになったんじゃないかなとか。

 

■印象に残った回

・2話のパートさん一揆

パート対社員や、ベテランパートさん対新サービスチーム、等の対立構造等が見事だった2話。

余貴美子演じるパートのリーダーに感情移入してしまったのは、この方の演技力ゆえんかと。全編で一番ジーンときた話に思う。

余貴美子さんはdeleでも本当見事な演技をされていて、凄いお方です。

また、社員だけじゃなく、パートさんにも色々な方がいて、色々な背景があって、という、当たり前だけど見落としがちな大前提がちゃんと描かれているのもリアルでよかった。

 

・3話のパタハラ回

所属部署でパタハラに遭っているというイクメンパパ斎藤工が、実は人気パパYoutuberだった事が判明し、、というような展開を見せる。

個人的には、Youtuber一本でやっていけ、というふんぎりをつかせるために会社をやめさせるよう仕向けた秋津の行動は、この話の最後のドンデン返しであり、侠気的なものではありつつも、ちょっと時代とそぐわない気もしたし、でも、いい意味での時代錯誤なのは秋津らしいし、という複雑な気持ちになった。笑

 

・5話のアルハラ・・からの社内恋愛回

最初は飲み会行きたくない、という、企業で働く若者側に寄り添う話なのかと思いきや、話は八嶋智人演じる上司の悲恋へと発展し、これが何ともせつない。。

お互いの立場で、かつ、世代を越えさせて感情移入させてくれた感じが凄くよかった。 

 

 

 

 

最後におまけ的な。

 

コブクロの主題歌

www.youtube.com

この曲のおかげでこのドラマの人情味というか、ジーンという感じが高まっていて、幸福な関係だったと思う。

中村ゆりさん大好きなのでこのMVは好き←笑

 

・サントラ
正直あんまり記憶に残っていないのだけど(聴けばまちがいなく思い出せる)、サントラはタワレコで数量限定で発売してるようです

tower.jp

 

 

Fine.

 

 

ブログランキングに参加しています☆

もしよかったら↓をぺしっと踏んでいただけましたらば↓

人気ブログランキング

にほんブログ村 テレビブログ

 

田中圭24時間テレビ(2018/12/15 @Abema TV)

f:id:tabibito3:20181217215112p:plain

~公式サイトより~

田中圭24時間テレビがめっちゃ面白かったので、目撃者として記録しておきたくて、全然推敲の無い殴り書きのようなポストを。いつもそんな推敲しないけど

 

また、まわりに意外に観てなかった&番組の存在自体を知らなかったという人が多いので、シェアしておこうかなと。

 

毎年行われる日テレやフジの長時間番組に対して、懐疑的な目を向ける人ってだんだん増えてるような気がするのだけど、

 

ー※27時間バラエティを放送するのじゃ!という"バラエティのフジ"による挑戦は今も支持しているし、この取組は、日本の風物詩として大事にしたいものだとも思ってるー

 

今回の田中圭24時間テレビは、同じように「24時間でドラマを作ろう!」というチャレンジ。

 

これを今年田中圭がやる、という意義をなんだか凄く感じるものがあった。

 

◆番組コンセプト、出演者情報は↓

田中圭が24時間生放送に挑戦。俳優 田中圭に出された指令、それは『24時間でドラマを作る!』

田中圭が、年の瀬迫る12月15日、AbemaTVに登場。様々な特別ゲストと共に1本のドラマを作り上げる「24時間耐久ドラマ製作」に挑戦。

いままでのテレビでは決して見ることのできなかった数々の田中圭を、24時間生放送でお届けする。

ドラマの脚本は『芸人交換日記』『僕だってヒーローになりたかった』で田中圭主演の舞台を共に作り上げてきた放送作家鈴木おさむと、漫画家・東村アキコが、共同脚本という形で担当する。さらに「踊る大捜査線」シリーズや映画「亜人」で知られる本広克行が監督を務めることに。3人が生み出す珠玉のストーリーとキャラクターを、田中圭はどう演じるのか。そして特別ゲストとは? 果たして田中圭は、24時間で1本のドラマを作ることができるのか⁉︎


◆◆ドラマあらすじ◆◆
『くちびるWANTED』
2018年、さらなるブレイクをはたした俳優・田中圭
ある日、そんな彼の唇に、何者かによってなんと1億円の懸賞金がかけられた!

田中圭とキスした女性には1億円」。

その情報はネットでまたたく間に拡散され、俳優・田中圭の唇は様々な女性から
色々な形で狙われることになり、最悪の日を過ごすこととなる・・・・
果たして、田中は無事に唇を守り通すことができるのか?

キャスト
■主演
田中圭
■キャスト
飯尾和樹(ずん)
池田鉄洋
伊藤修子
今田耕司
尾上寛之
川栄李奈
小手伸也
篠原篤
鈴之助
武田真治
武田梨奈
田中直樹
豊ノ島
どんぐり
名取裕子
野間口徹
橋本環奈
橋本マナミ
眞島秀和
松本まりか
水野美紀
満島真之介
山田裕貴
吉田鋼太郎
吉田羊
六角精児
和田アキ子
(50音順)
■企画・演出
鈴木おさむ
■監督
本広克行
上田慎一郎
■共同脚本(ドラマ部分)
鈴木おさむ
東村アキコ
(C)AbemaTV

とにかく錚々たるメンバー。

特に本広克行上田慎一郎のダブル監督、鈴木おさむ東村アキコのダブル脚本という、24時間稼働に備えた2人体制は機能美すら感じた。笑

 

「なんだよ、知らなかった!つべこべ言わずとも全編観るぜ」な方は↓

全編放送まだ見れます!


↑でハードコアに全編を視聴するのもオススメだけど笑、ゲストごとに時間を区切った編集版もあります。

実は、自分もさすがにこれをつきっきりで観るわけにはいかなかったので、飛ばし飛ばしで観ていて、記憶に残っているものをピックアップしておきます。

 

オープニング~吉田鋼太郎

番組のオープニングトーク

何も知らない方は、いっちばん最初の田中圭の挨拶が凄く大事なので覚えておいていただきたい。

おっさんずラブで共に大人気になった吉田鋼太郎とのシーンは、尊敬するという吉田鋼太郎に対する田中圭の姿勢がなんだか観ていていいなーという感じだし、演技もややエチュードっぽさがあって、ふたりともいい雰囲気で演技していた。吉田鋼太郎のダンディさは凄い。

 

六角精児

一発OK。わかりやすく、達人の仕事。

六角精児と田中圭の演技者として信頼しあっている関係性も垣間見えて凄くいい。

 

若手バイプレイヤーズ

ここがひとつのピーク。めちゃくちゃいい。1時間とボリュームもある。

あんまり強烈にカテゴライズしてしまってはいけないと思うのだけど、自分にとっての田中圭はやはり名バイプレイヤー(脇役)であり、忘れられない強烈な1作品があるというよりは、とにかく色々な作品に出ていて、役柄に合わせて色々な表情やキャラクターを見せ、また季節折々の姿を見せてくれるような、身近というか、親しみやすい存在。

この時間は、同じく名バイプレイヤーである六角精児、野間口徹小手伸也(小手さんは最近特に好き)らを迎えて"バイプレイヤーあるある"トーク。ずん飯尾の司会がいい。

のっけから"死体役あるある"とか、めったに聞けないトークを展開している。

小手さんの「自分の役について、もっと他の人のほうがいい、とネット上で代役のキャスティング会議が展開されてしまう」という悲しいテーマを切り口に、田中圭「自分もこの役俺じゃないほうがいいんじゃないかなぁ」と思う時もあった、という話がめちゃリアルで、感慨深いものもあり。

また本番の映像にカンニング竹山がまざっていて、微妙に動きで主張してるのがおもろい。笑

 

ココリコ田中直樹

ここでの「田中」と聞いて思い浮かぶ有名人ベスト10が意外に面白い。

田中圭のかわいらしい人間味も垣間見える。

ちなみに自分が「田中」と言われてすぐ浮かんだのは田中裕子さんだった。

しかも全体スケジュールとしては押している中、"田中直樹の長台詞のあと、田中圭がペットボトルをゴミ箱に投げ入れる"までというのをワンカットで録れないと先に進めないという企画をちゃんとやるところがよい。

収録に入る前の「決めてくれるよね?」と互いにプレッシャー掛け合うところもとてもよい。笑

 

橋本環奈

 癒やしタイム。

 

水野美紀

水野美紀の見事な大根さばきに惚れる。笑

てかコレを笑わずにやりきるのが俳優だなぁと感心しきり。

 

吉田羊

第2ピーク。

最近お笑い芸人さんとかからも?「エチュード」という言葉をよく聞くような。誰かが流行らせたのだろうか。

田中圭と吉田羊による5分間のエチュード。これがまた素晴らしい。素晴らしく笑える。

途中で、田中圭「えっ、・・そ、そっちの方向に・・いかれているのは何故ですか?」というメタな質問(役柄としてではなく、演じている本人としてこのエチュードをどうするかという話をしている)を投げかけるシーンがめちゃくちゃ笑える。

また、(この24時間テレビで何度かいじられる、)某誌で報道された"深夜の密会事件"についてグッサリいくし、事務所との1億円の分け前の話や、家建てたいって言ってたよね、などミクロのところでも、

今度は私が下手に出てみようか、とマクロでも大筋をつくっていく、

吉田羊の筋をつくっていく手腕の見事さ。感動する。

そして本番で採用された映像でのカット具合と見比べるとまた趣深い。

 

そして19時。難航した本番放映

色々な用事もあったので中座しながら、完成版のドラマの放映が予定されていた19時にはPCで眺めていた。

しかしこれが19時になっても完成版のドラマがまだ放映されない。。

どうやら編集が間に合っていなかった模様。確かに途中からBGMやSEが入るだろうところで入らないなど異変は感じていた。

そのうちに、急遽なのか、元から予定されていたことではあったのが前後したのか不明だけども、鈴木おさむ本広克行上田慎一郎東村アキコの4人で出てきて今日のこれまでについてトークをする。

これがまた緊張感があって、個人的には好感度UPだった。

 

 

完成したドラマ本編

そして完成したドラマ本編がコチラ。

特にオープニングの「東京は朝の7時」は何だか感慨深い。

あれがああなったのか、という感動がある。

 

そしてさすがにドラマの本筋に関する話はここまで一切書いてこなかったし、最後まで書かないのだけど、、

(以下ネタバレと総括に続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~以下ネタバレなので後で、、な話と総括的な~

  

ラストシーンについて

鈴之助の涙

突然泣き出した鈴之助

おそらくこの涙は田中圭も現場も想定外でパニクったのではと思う。

この涙の手前の田中圭の台詞は、

「昨日からありえないことがたくさん起きてて・・普通にありえないことが起きてさぁ・・

果たしてそうかなと思った時にさ・・いや、昨日から起きてる事もありえないんだよ。

ありえないんだけどさ、でもこの世界俺も入って18年経ってて、ありえないことばっかりだったよなって・・」

っていう台詞。

これもメタ視点の台詞で、田中圭本人の身に起きたこれまでの芸能生活を総括するような台詞。

この台詞を素でまともに受け止めてしまったのだと思う。

突然泣き出した鈴之助に、少し驚く様子の田中圭

しかし、パニクってる表情には決して見えない。メイクのチカラもあるだろうけど、顔が紅潮したりはしていない・・! 逆に田中圭にビビった。。

そして(鈴之助の相槌の声が強く入っているのもあって)「じっくりきいて」という言葉を鈴之助にかけて話を先に進める冷静さにこの人の経験値の高さとある種の優しさと、どんだけ脳をフル回転させてるんだろうかというのを感じて、

「ナイストラブル!」と、

3度位見直して思った。笑

 

そしてラストシーンを録り終えてコメント

よきエンディング。
田中アナと鈴木おさむが、"これは壮大なドキュメンタリー、まだ誰もやったことがない"ことだと語っていて、

自分はそもそもこの企画自体がカメ止めの「モキュメンタリー構造」であるとは気づいていた(というか企画会議でそんな話してたような)ので、ちゃんとその虚実綯い交ぜな感じを楽しんでいたし、この企画は実際しっかり楽しめる強度のものではあったと思いながらこの話を聞いており。

このモキュメンタリーは、「ホンモノ・ニセモノ」というテーマを映画や色んなところでも聞くような現代ならではの今っぽい手法に感じる。→ちょっとこの話は掘ると深いのだけどまたいつの日か。

今回の企画は、さらにそこにバラエティ要素ドラマ要素という、テレビ企画における大きな2軸すらも綯い交ぜな形で進行されていた。

観るものにとっての強度はものすごかった。

なんにも用事がなかったら、普通にずっと観てただろう。

 

そしてもうひとつ自分が感じたのは、やはり生放送の素晴らしさ

これぞ生放送!これぞエンタテインメント。

こんな書き方をすると陳腐に感じてしまうかもしれないけど観ている自分の感動は相当なもの。

 

そして最初に書いた、今、田中圭がこれをやる意義というのはこれにて全て繋がる。

 

経験豊かで、バイプレイヤーとしての地位を確立し、主役級のスポットライトも浴びつつある、今の田中圭に、その経験にふさわしいチャレンジングな企画を、さらにモキュメンタリーという現代的な手法を用いながら作品を完成させてしまおう、というのが、全て同じベクトルを向いていてとにかく美しかった

田中圭がいわゆるトップスターの立ち位置だったらこの企画は多方面からやめておいたほうが・・と声あがるだろうし、田中圭のプレッシャーもきつくて実現しなかったのではないかと思う

 

しかも、その過程では出来レースのような展開はなく、テレビドラマをつくる大変さ・凄さをしっかり見せつつ、現場の楽しさや関係者の人となりもちゃんと伝わる形で放送された

これは田中圭にとってのチャレンジでもありつつ、放送業界にとってのチャレンジでもあり、

もうとにかく、

「今まで見たこと無い、面白いものをつくろう」

という気概をバシバシと感じた。

だから最高だった。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。

わたしは最高に楽しみましたし、残りの視聴期間もギリギリまで観ていることでしょう。

非常にいいものを観させていただきました!

 

 

~もしかしたら気づいていない方のために~

ラストシーンのカタルシス

ドラマしか観ていない方に。

ラストシーンはこの田中圭24時間テレビのオープニングへ続くというループ構造であったのでした。

ニヤっとして終わるこの感じ、好きです。

 

 

おしまい

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村