続2018秋ドラ(12/3〜12/9の週)
風邪で週末が削られる
風邪で寝ていてゲームとネットで買い物をするくらいしかできませんでした。
皆さんもお気をつけくださいにゃ。
しかし寒い・・!
なんであんな暑かった今年こんな寒くなるの!
※なにやら冬将軍が本気を出しているようです、、やめて!
砂漠も急激な気温の上下をするのだけども、
もしかしたらこの世界には、思いっきり暑くなったらその分寒くなったり、「中央値」みたいなものがあってそこが引力をもってバランスをとろうとするような、そんなチカラが働いてるのかもね、かもね。
そんなこんなで始めます。
僕らは奇跡でできている 9話
いよいよ今夜最終回・・!ざわざわ
その前の9話です。
・「好き」という気持ち~一輝と育美~
なんとなく育美の事を特別視している感じの一輝。
他の人の事は好きか嫌いかすぐ返答できるのに、育美のことは「うーん」。
トップ写真に貼った、育美の家にいくという大イベント(恋愛ゲー的)を経て、朝育美を待ち構えて、やや緊張した面持ちの育美を前に一輝が言い放ったのは、
水本先生と一緒にいると色々な気持ちになります
つまり僕は水本先生の事が、、、
面白いです
僕は面白いって思ってます
ココいいですねぇ、いわゆる告白、な展開を前フリにしてるとことか。
(もちろん、そんなはずないだろうって皆思ってたとは思うのだけど)
最初、山田さんの問いは「水本先生をどう思う?」という問いで、「好きか嫌いか」というようなことだったのだけど、
「面白い」としてしまうのは、常人の発想では"照れ隠し"になるのかもしれないけど、一輝の場合は、また横道にそれて答え見つけちゃったね、という感じ。
そこがこのドラマのキモでもあり。
そして最後には、
やっぱり凄いです。いろんな気持ちになるこの感情に「面白い」って言葉をつけた人は本当に凄いです。
と言い残して去ってしまう。
普通の人は「え、それを言いたいために!?」てツッコミをいれるのでしょう。
でもそれが成立する感じがこのドラマであり。
このドラマがやりたいのは、根源的なとこへの回帰だと思うのです。
形骸化してしまったものを蘇らせたり、横道にそれたものを軌道修正したり、そういうような目線をいたるところに感じます。
一輝のように「なんで?」と考えられる人々にはそういう思考があると思う。実は自分もそういうタイプ。
・・と、話を軌道修正して、
「好き」という気持ちには諸説あると思う。
「ドキドキだ!」という人もいるだろうし、「色気」といえるようなものや生理的な反応由来のものだという人もいるだろうし、あるときふと想ってしまうものだ、という人もいるし、そんなの説明不能だという人もいるだろう。
でも、自分も一輝と同じで「面白い」だと思う。これまで好きだった人は全員例外なく「面白かった」。多くの人がきっとそうだろうと思う。
ただ、面白いから好きなのか、好きだから面白いのかはちょっと今結論は出せないにゃ。また何かの折に。
・琴音の告白~結末
やや性急過ぎる展開で面食らったけど、琴音は頑張りました。
普通の人はこういう事できないと思う。
けものになれる側の人なのかもね。
ダメだと悟ったあと、気持ちが冷めたようでその切替の速さも若さなのかしら。
まぁ確かに琴音と一輝のあいだには言うほどエピソードもなく、仕方ないかなとも。
・おっとネタバレ?
ていうか一輝、一人部屋でロシア語の本読んじゃったらもう結末読めちゃう気が・・
寒ーいところにフィールドワークに行きたいのでは、、コレを前フリに予想を裏切ってくれたらわたしゃ喜びます。笑
こうやって高橋一生がちょいっとしたシーンで重要な示唆をするという点で、なんかカルテットの時の家森の涙の話をふと思い出してしまった。
(詳しくは過去記事のカルテット最大の謎参照)
・テーマソング
そういえば、テーマソング、皆さんどちら派ですか?
わたしゃエンディング、SUPER BEAVER派です。
前にバンドをやっている知り合いに「今度ライブで僕キセの曲のカバーやろうと思うんすけど、どっちが好きっすか」と訊かれ、
「うーん、どちらかといえばエンディングかなぁ」と答えた事を思い出しながら。
なんか、ドラマのテーマの重量感・超然とした雰囲気とか、劇伴曲ののどかでステキな感じと比べると、テーマ曲は若々しさ、軽快さがあって、面白いと捉えるひともいれば、アンマッチと捉えるひともいるのかも。
僕キセで"面白がる"大切さに共感する皆さんは、そりゃもう前者ですよね?笑
なんでも面白い、てもってったほうがいいと思います。
獣になれない私たち 9話
今回は、個人的には鬱展開というか。
どよ~んとした気持ちになった回でした。そのへんは後で書くとして、
ささったとこ拾っていきます。
・冒頭のラブラブシーン
ここはさらっと流しますけど、ここいいっすね。
・ツクモクリエイトジャパン その1
深海への期待。朱里は秘書に。ここがのちのちの大ポイントに。
・呉羽(TAP5 その1)
ここもさらっと。
もうなんだか、一概に呉羽を責めるもんでもないような気もしていて、確かに呉羽は呉羽でカッコいい。
この「許されている感」がどうしてもけものになれない私たちのなにかを刺激してくる。笑
・TAP5シーン その2
ここは一連の流れがだーっときれいで凄く好きだった。
まずは反省会から、
(中略
・・したけど、ここの会話めちゃいい!)
晶
朱里さんが生きててよかった・・ほんとに。生きててよかった。生きてて、今ここで、、三人でビール飲んでる・・
朱
なんで深海さんが泣くの・・?私まで泣けてくるじゃん・・
晶
ごめん・・
千
う゛ぅぅ、、う゛ぅぅ
そのあとは意気投合して、様子を観に来た京谷そっちのけで飲む3人。
そして京谷と恒星の会話。
恒
(3人を見て)楽しそうですね。
京
何がなんだか・・女の人って何考えてんだろう・・わかります?
恒
まったくわからない
とか笑、
京
あなたと晶がどうだって問題はそこじゃなくて
問題は、俺と晶が向き合ってこなかったってことで
まぁ今さら気づいても遅いんですけど
恒
遅くはないんじゃない?
今からでも向き合ってみれば?
京
晶とほんとにただの飲み友達なんですか?
恒
はい
京
男女の友情って信じてなくて。
恒
俺も
京
え?
恒
だけど、性別関係なく人間同士でいられる相手がいるとしたら、貴重じゃないですか。壊すには惜しい。
↑ ココ今回の名言その1。同意なのである。
人間同士って感じがけもなれ民には響くと思うのです。
また、この会話の後の朱里に対する京谷(というか田中圭)のツッコミのレベルの高さがよい。笑
・・あと、「これ復縁フラグじゃね!?」て思った京谷派なわたし。
・夜のガールズトーク
朱
どっかにいい男いないかなぁ。かっこよくて優しくて、自分だけを見てくれて、ありのままぜーんぶ受け入れてくれる、経済力のある男
晶
そんな都合のいい男いないんじゃない?
朱
いないか。
晶
相手を都合よく使わず、自分を見失わなずにいるにはどうすればいいんだろう?
朱
恋愛って自分を見失うもんなんじゃないの?
晶
・・だったら恋愛はいらないや。
相手にすがって、嫌われないように振る舞って、自分が消えていって、相手の事もわからなくなる。
そんなのやだ。繰り返したくない。
朱
じゃ、ずっと一人で生きていくの?
晶
一人なのかな?
例えば今は二人。私と朱里さん。さっきは三人でビールを飲んだ。お母さんじゃないけど、お母さんみたいな人とまた飲もうって約束した。会社の同僚と仕事の事で一緒になって喜んで、女同士で1,000回のハグ。この前は、飲み友達の部屋で夜通しゲームして朝のコーヒーを飲んだ。
そういう一つ一つを大事にしたら、生きていけるんじゃないかな?
一人じゃない。・・じゃないかな?甘い?
朱
ううん。ありかも。
(中略)
・・それでも、愛されたいな、私は。
太字のあたりが、名言としてまとめるには長いのだけど、
達観した感じがいいっすねという晶のセリフ。
そう、皆そうやって傷ついて色々悟るはずなんですけどね、、
そのあとが今回の大どんでん返しです。。
↓↓
・「結局傷なのか、、」
クライマックス。
自分の正義を貫こうとしたけども、大企業の規模を前にして屈服する恒星。
自分の思いを正直に伝えて問題提起をしたけども、
「さっさとやめぇ!今すぐやめぇ!深海ひとりおらんかってもどうとでもなる!皆それがわかってるから何も言えへんねん!」と九十九に言われてしまう晶。誰も助けてくれないツクモクリエイトジャパンの面々。
シーンその1での深海の昇進等があったので尚更に落差の激しい展開。。
そして"傷"で繋がってしまう晶と恒星。
晶
どうにかしようとした?
恒
うん、した。けどだめだった。
どうした?晶さんもなんかあった?
晶
会社で、初めて吠えた。
恒
爆弾投げた?
晶
投げようとして、投げられた。私は必要なかった。いなくても、どうとでもなる。
恒
泣いてる?
そこからはもう言葉はなしで、てやつで。
BGMに流れる音楽は、「ついにふたりが・・!」ていうような雰囲気の曲がかかって、なんだかいいことのようにこのシーンを描いているように感じるのだけど、
自分はこのシーンがなんだか胸に痛くて。
いや、わかるんですよ。傷ついた時というのは本当に人を、人の温もりを求めてしまうのが人間なので。
ただ、ドラマだからなんかこのあとうまくいくのかもしれないけど、常人がコレをやると、この行為自体を正当化する気持ちが働いて、絡んだ糸がさらにこんがらがっていくような展開になりがちなので、むーんという気持ちになりながらベッドシーンを眺めていたという。
―このメタ視点の感じ、自分で書いてて変な気分になるにゃ・・。
そして最後の晶のセリフは、
まちがった・・?
であり。
・・どうなるやら最終回!
そして唐突ですが朗報です!!笑
BD&DVDのプレゼント企画やってます!
ふるってご参加ください!笑
ハラスメントゲーム 8話
昨日が最終回で、既に放送終了となってしまっていて、周回遅れ・・
けどわたしは8話を書く!笑
それがこのドラマをちゃんと観ているよ!というリスペクトなのにゃ!!(強め)
※まだ最終回観てませぬ
~8話の個人的な見どころ~
まずはこちらを。
今回はなんだかゲスト2人の存在感が際立ったというか。
というのも、
・横手たちの意味不明な軟禁?とマルオーのドタバタ
のちに書くけど、この軟禁状態についてはちょっと何が起きてるか不明瞭だった。
とりあえず、小松はナスキーの手の者だったことがわかり、最後の最後に諸悪の根源的なのが明らかになるところまでは「理解。」(水谷のマネ)。
ただ、そもそも、マルオーサイドも、社長と連絡が取れないことで重役たちがあたふたして問題となるのもちょっとダサいというか、そのあたり社長のほうでも副社長のほうでも何かごまかしようがあるんじゃないかと思ったり。
余談だけどナスキー(nasci)はto be born「生まれる」という意味の言葉らしい。
そして加藤雅也、めちゃカッコいい・・。笑
あと小松がひとつの鍵になるというのを何となく書いておきます。自分への予告。外れるかもだけど。
・田端やりすぎ問題
店で騒ぎを起こしてからまた数時間後に別の店で大立ち回り。
結果的には奥さんにロジカルにおかしいと責められて店を退去する。
このふしぎな倫理観にこの人物像を垣間見る。
クレーマーという仕事を果たすという意味では、任務に忠実な感じだけど、そこはちゃんと引っこめるのね、みたいな。
でも引っ込めてしまったら言いがかりを認める事になると思うのですよ、あそこまでやっちゃうと。業務妨害適用では、という。
そしてここで奥さんとセンパイが繋がるの、ニクイね。
さらに最後には大量にクレーマーを連れてきた田端。。
この展開と画にはさすがに笑ってしまった。。笑
・秋津の武器は交渉力
途中で、秋津の魅力とは交渉力だというメタなラインマーカーが引かれる。
そして社長との茶番を経て、のホテルからの解放。
ここもちょっと自分の読解力が足りなかったのか、よくわからない展開であった。
「暴力」が無い状況での軟禁にどこまで拘束力があったのだろうか。
演技力も交渉力のうちというのはわかるにはわかるし、これまでも味方をさんざん欺いてきた秋津なので、集大成的にスポット当てるには少し不思議な描写だったような気も・・。
でもでも、秋津が好きなのでソレ以上細かくツッコミしても無意味だし、なんかやっぱり読み違いなのではないかなとか思ってます。
でも、もう最終回にTVerも更新されてしまい、8話を見直せなくなってしまったのでした。
・・でもきっと、これだけの大掛かりな番組なので、最終回はテンション上げてくれるに違いない!!!
これを書き上げた暁にはしかと見届けますよ!
一回頭を空にした状態で見ようと思います!
SUITS 9話
今回はSUITSがツッコミどころ沢山あって"面白かった"。
・蟹江のロマンス(笑)
今回はコレが1番笑った。
まず、冒頭の「私の口臭はキャビア臭く無いだろうか?」と衝撃のセリフ、
そのあとの中村アンのリアクションはお見事。笑
そしてなんともわかりやすい、自分の地位のために他人を利用して近づいた美女。
この展開はむしろ"浅さ"がよかったかも。
コンフィデンスマン的な感じ。
小手さんはこのドラマにおかしみを与える非常に重要な存在。
・大河原
人物紹介を急ぎすぎた?のか、大河原が手の内を明かし過ぎに感じた。
自分があの能力をもっていたら、ほぼ初対面の人にあんな饒舌に自分の能力を語らない。絶対的な自信があったとしても。
あと、大輔と視聴者のシンクロをはかるためにまったく同じ能力設定というのもなんだかなぁと。
「まったく同じ立場だからわかる」よりも、「似た境遇だからシンパシーする」のほうが、イメージで補ったりするからシンパシー度合いは高くなったりしませんか?自分はそう思う。
結末も会社をやめてスコアラーにという。冒頭の田中マー君の伏線からだけど、ちょっとなんだか「いいね」と思えなかった。
もっと能力活かせるのでは、と思ってしまうのです。
でも、いいスパイスではありました。
・石田ひかりを悪者に
これはナイスだなと思った。
個人的な感覚ではこの人というかゆり子さま含めこの姉妹には好感度しかない。
ある種のギャップ萌え。
・三角関係の収束?
やはりあの三角関係は薄い。
なんというか、いつのまにか大輔と聖澤がキスしていたという感じ。
そういう意味ではなんだかUSAっぽいかな(これはdisではなく。唐突に感じるけど、本人達の中では燃え上がっていたとこちらで補正するタイプのやつ。)。
・歪んだ兄妹
やっぱり兄がやらかす。
「東京でもう一旗」みたいな事言う人って危険だよなという意味ではちょっとわかりみ。。
・今週の織田裕二
冒頭のシーンのジャケットを羽織るシーンと、
大輔への「堂々としてろ」という言葉が個人的ハイライト。
なんとも織田裕二。イイ。
あと、「今日が仮面パーティーだったとは」というこのちょっと知的なジョーク。なぜだか日本人には中々似合わない。織田裕二が言わないとなかなかキマらないように思う。
また、大好きな「フレンズ」のチャンドラーやロスを思い出してニンマリ。
※フレンズ中でもちょっと高度な皮肉はスルー気味になってた気はする
・・といったところでしょうか。
次回は最終回の作品が3作品!
観ている作品の3/4が終わってしまうのか!
なんとも感慨深いにゃ・・。
Fin.
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