唐揚げとレモンと坂元裕二、と高橋一生
まさかのおはなし
昨日こんな投稿を見掛けてしまい。
カルテットファンとしては、もう楽しくて仕方がない話である。
御本人は消しますと言っておられるので全文掲載はしないけど、
・もはや記憶の奥に追いやったあの忌まわしき時期
・わたしを襲ったこの時の苦境は番組に関わった者すべてに及び、数ヶ月後には誰もがその対応に疲弊しきっておりました。
・ある時よりわたしは、真っ先にレモンを搾ることで、この状況を強行突破することをおぼえました。勿論時に悲鳴が上がったり、え、え、かけていいんですか?!と責められたりもしますが、チラ見やニヤニヤをなくすにはそれしか方法がなかったのです。
・わたしの背負ったものを知っていただいたところで、今後テーブルを囲む皆様に出来ることはありません。ただただ、わたしの唇の端に浮かんだ諦念を感じとっていただければ、ほんの少し救われる思いです。
・おそらく家森さんの中の方はわたし以上の苦難の道を辿っていることと思います。自らの考えで発したわけでもない言葉で苦しめられるとは、俳優とはまことに厳しい生業なのだと思い至る次第です。重ねて謝意。
自分には意外に思えた。
坂元裕二という御仁は、ドラマの結論の「レモンありますよ」「ありますね」というのを体現しているのだとばっかり思っていたから。
つまり、レモンと適度な距離をおいてどーんと構えているのだと思っていた。。
それが、まさかの強行突破を仕掛けるようになってしまっていたとは・・!笑
それだけ「カルテット」の反響は凄く、関係者は色々なところでこの問題に出くわすようになったという事なのだけど、
自分はあのシーンの最高さ加減をよくわかっているし、あのシーンのおかげで飲み屋で唐揚げレモンの話ができるひと=同じ趣味のひと、という方程式もできたりして、
自分は確実にあのシーンのお蔭で人生が楽しくなったという思いがある。
(何より、自分は唐揚げにレモン否定派だったので、家森の「人それぞれ。」に最高に歓喜した!笑 あれによって唐揚げにレモン掛ける前に聞くひとは爆発的に増えた。)
それでも、あのシーンを「十字架」と言ってしまうあたりが「anone」でも「名言怖いんで・・」と名言の否定を試みて、自ら作り上げたものすらも否定してみせる坂元裕二さんらしいなと。
そんな風に究極に謙虚な御仁だからこそ、大好きであり、今後もきっとずっと大好きなのであります。
家森フォーエバー
余談的だけど、あのシーンの最高さ加減、文字で読んでみてもわかるので、この方の素敵なブログ記事を貼っておきます。演技の素晴らしさ。同意であります。
自分の近年の高橋一生好きは、どう考えても家森からきているので、この愛しいキャラクターの事を坂元さんから、放送終了から2年くらい経っても聞けるのが嬉しい。
この2年くらいで一生さんの演じたキャラで特に好きなのは東京独身男子の太郎ちゃんと、「僕生き」の一輝だろうか。
それでも家森と比べてしまったり、どうしても思い浮かべてしまうくらいに家森のインパクトはでかかった。
あの「クセ」って人間らしさそのものなんだよなぁ、と。
あんまりこういうこと言ってると懐古厨と言われてしまうのでこのへんで。笑
そして最後に、火曜の22時にこの投稿をしたのは、
そういうことです。
おしまい