つれづれぐさ

つれづれなるままに。

続2018秋ドラ(11/19-25の週)

先週のぶんもやります。 

 

過去記事はこちら↓

kotobaokiba.hatenablog.com

kotobaokiba.hatenablog.com

 

 

・僕らは奇跡でできている7話

正直今回はこの作品だけでもいいかもってくらい。

伏線回収をした、神回的なやつですね。

 

主なトピックを箇条書き的に。それでも結構長くなってしまった。。

 

・育美の心境の変化が垣間見えるシーン

6話の最後の多幸感たるや。

育美が一輝に歩み寄り、リスがあっちからこっちへ渡り、世界がつながる。

リスは育美のメタファーでもあり。

ここから育美の歩み寄り・心境の変化が物凄く。

育美がめちゃくちゃ可愛くて仕方ない!

客観的に観て、多少の無理矢理感(育美とあの彼氏は末期症状といえるほどでもなさそうだったから)はあったものの、丁寧に育美の心境の変化を描いてたので観ている人からのイメージがめちゃよくなっていると思います。

この内面の変化による好印象っていうのは日常でもあるやつ。凄くいい。

 

 ・一輝にゼミの打診と授業のお話

一輝にとっては大きなお話ですね。

そして授業で、ついに琴音たちのグループ以外の生徒からも発言が観られるように。

「ダチョウは飛べないのか、飛ばないのか」

「本当の事を言えないのが尾崎なのか、本当の事を言いたいのが尾崎なのか」

結果的に言いたい事を言うのが尾崎さんだったけど、これは、

他者から観た感じ(言いたいことを言えない、飛べない)

と、

本来の姿(言いたいことを言える、飛ばなくていいように進化した)

という対比構造にゃり。

観た目で判断するのってどうなんだろうね、という美しき問題提起。

 

・虹一くんとお母さん(と一輝と育美)

話を引き立てるためとはいえ、こんなにお母さんが悪者っぽく見えちゃうのは何か可愛そうかもってくらいメタな見方を初回からしていたので、やっと伏線回収されたかぁとほっとしたというのが本音なのだけど、それを差し引きしても一連の流れはいい話だった。

このお母さんはRPGで言うと、悪役が寝返ったのではなくて、善良なキャラが洗脳されていたのが解けたもののような感じにとらえたい。責めたくないんだよなぁ。

それにしても、虹一くんと一輝の関わりはやっぱり傍目からみると異常なんだろうか。こういう人間関係って凄く羨ましいなぁって思う。

この中にハブ役として育美が関わる事になり、この中での会話の中でも育美が話す言葉には心境の変化が垣間見える。

 

・一輝の過去の告白

小さい頃「皆と違う」という理由で皆からバカにされたり、のけ者にされた一輝

そのあと、好きな理科の授業で皆から褒められ、皆からの「凄い」が欲しくて、人の評価のために頑張ってしまう。

そのうち、「生き物の事は誰にも負けたくない」という境地になってしまい、やってて苦しくなってしまったという過去の話をする。

ここを実に一輝らしく語る高橋一生に感動。

ここにはこのドラマが一貫して提示していることが2つ。

ひとつは皆と同じじゃなきゃいけないの?という問題提起。

そしてもうひとつは、他者の承認・評価のために頑張ると苦しいよ、自分の中に芯がないと&自分のやりたいことをやろう、ていう話。

そこが、虹一くんにも、やりたいことをやってほしいという言葉につながっていく。

 

・凄いとこ100コ言えるのくだり

ここを陳腐だと、穿った見方をしないで欲しいと切に願う

実際100コ言うのは物凄い大変かもしれない。

それだけ僕らは他者のことに興味を持っていなかったりするから。

虹一くんと一輝・お母さん、一輝と育美。

好きだな、このシーンたち。

 

そして最後には山田さんに凄いセリフがぶつけられ、

「おぉうやはりそうなのか??」という、この終わり方も含めて、7話は神回でしたね。

 

そういえば、 もうすぐムック本が出ますね。Amazon限定版というのがあり。

 

・獣に慣れない私たち7話

いきなりですが、ダイジェスト貼っておきます。

tver.jp

地味にダイジェスト版て需要あるなと思ってて。

見逃した人の為というのもあるかもだけど、それよりも、ちゃんと観てる人向けのほうが価値があって、直前で観ておくと物語への没入感が高まると思うのです。

 

さて、けもなれもトピックでいうと、 

・晶と京谷の別れ

「可愛くなくて何が悪いんじゃボケ、うっさいわ」という松任谷の言葉をぶつけてひとり笑う晶の可愛さは小悪魔というか悪魔的。

そして京谷の最後のセリフは「愛ってなんだ」である。なんともおかしみがある。

真相を知った後の千春はどう振る舞うのだろうか気になってしまった。

そして自分は田中圭が好きなので、どうしても別れない可能性を模索してしまっていた。笑

正直いうと、まだ信じている。笑

 

※それにしても、晶と京谷の馴れ初めのエピソードや、二人のせつないシーンでかかっていたビッケブランカの「まっしろ」が凄く耳に残ってる。あんまりこういう歌聴かないのだけど、だからなのか凄くよいなと思う。 

まっしろ

まっしろ

 

 

・晶と朱里

何故かお互い引き寄せられるような京谷の元カノと今カノなふたり。

「皆深海晶が好きだよね」と晶に興味をもつ朱里、朱里の事を自分と似ている、と思う晶。

「私達、誰の人生を生きてきたんだろうね」と、京谷との別れを起点に物語上でも切り替えスイッチが入った模様。

 

・呉羽

最後に呉羽について。

「会ったら1ハグ」(して許してもらおうと思っている)とか、「染み込む系」とか、呉羽ワールドを何の悪気もなく押し付けてくる、

これが呉羽というキャラの魅力、、ナノハ間違イ無イノダロウガ、、

むかつく!!!!w

 

あーすっきりした。

取り乱しました。笑

 

 

・ハラスメントゲーム6話

リストラ問題という、なかなかに重い話。

リストラハラスメントという、リストラを申告する側も配慮しなければいけない、というのが今回のテーマであり、コンプライアンス室は、リストラを言い渡す人事部と、言い渡される当人の間に入ることになる。

なのだけど、これまで通りに秋津流というか、非常にうまく、「どうやってこれ解決するのか」という視聴者の予想もいい感じに撒きながら、問題を解決してしまう。

取締役会で「ここはひとつ、皆さんの給料を下げてはいかが」とまで言い切ってしまう。

ここまでやると秋津という人物像が少し変わるというか。

言い方はやや挑発的で、でも、言っている内容はまっとうで。この妙なバランスのとり方に、秋津の本性みたいのがあるのではないかと、裏を読みたくなってしまう

そこまで思わせてくれるのだから、やはりこのドラマは面白い。

 

そしていい感じに市川由衣演じる美人秘書(傍から見ていると、地雷にしか見えない美人秘書。笑)が動き出して、次回はセクハラ問題。

ついにきたか、というようなハラスメントの王道モノ(ちょっと失敬なのはご容赦願いたい)である。

最後に、いっこ気になったというか、気に止まったのは、留学の経験があったという、杉本哲太の英語。当時の日本人の留学レベルがそのくらいだったという揶揄も含めてのリアルさなのかなとか思って勝手に納得してしまった。

 

 

・SUITS7話

8話観てしまいましたが7話だけ書きます。

それもとってもさらっと。

SUITSみたいなドラマは、展開の面白さがメインなので、あらすじをなぞるだけになりがちで、あんまり感想を書く事がなかったりするのです。

 

個人的には、deleで非常に好きだったコムアイ回以来の石橋静河が見れたりしたのがいいのと、

竹中直人が出るだけで曲者感出るから凄いなぁと思った(鈴木保奈美とのシーンはなんかふたりとも上手いなぁと見惚れた)のと、

相変わらずフジに出てくる外国人は喋らないよね、ていう。笑

 

余談だけど、SUITSの海外版のメインテーマにあわせてちゃんと日本版もテーマをブギー調にしてるの、好き。

www.youtube.com

 

あと、話題にしてこなかったけど、B'zの「WOLF」もイイ。

Cheryl LynnGot To Be Realを彷彿とさせる(調べてみてね)イントロからのダンスナンバー。

個人的にはB'zにはダンスナンバーやっててほしいという願望がありんす。

妖艶な稲葉さんこそ真骨頂。

こちらまだ発売されておりませぬ。

 

あ、最後いっこツッコミ入れると、TOB仕掛けてきたような会社と最後とうまくやっていくことってできるのだろうか。心情的にね。野暮なツッコミかもだけど。

 

色々書くけど、自分の織田裕二愛が凄いので最後まで観ますよ。

全然面白いし☆

 

 

・・・といった感じですかね。

長々お付き合いありがとうございました。

今週も楽しみにしております。

 

Fin.

 

 

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